クリックポストは、全国一律料金で利用できる日本郵便の配送サービスです。ポスト投函で発送できる手軽さから、メルカリやネットショップの発送手段としても人気を集めています。そんなクリックポストを利用する際に欠かせないのが、サイズや厚みに対応した封筒選びです。適した封筒を選ばないと、サイズオーバーや破損などのトラブルにつながることもあります。
この記事では、クリックポストに使える封筒の種類や選び方、梱包のコツをわかりやすく解説。最後に、クリックポストにぴったりなユニオンキャップのクッション封筒も紹介します。
クリックポストとは?
クリックポストは、日本郵便が提供する個人・小規模事業者向けの配送サービスで、ポスト投函で簡単に発送できるのが大きな特徴です。郵便局に行く手間がなく、自宅や職場から気軽に発送できるため、フリマアプリやネットショップの利用者に広く支持されています。送料は全国一律料金で、ラベルも自宅で印刷可能。
宛名書きの必要もなく、手間を大幅に削減できます。発送状況も追跡番号で確認できるため、安心して利用できる配送方法です。
参考:クリックポスト
利用できるサイズ・厚さ・重さの上限
クリックポストの規定サイズは「長辺34cm以内・短辺25cm以内・厚さ3cm以内」、重さは1kgまでと定められています。この範囲を超えると受付ができません。
封筒を選ぶ際は、封入物を入れた状態で3cmを超えないよう注意が必要です。また、クリックポストは「A4サイズまで対応」しているため、薄型の冊子や小物、アクセサリーなどの発送にも適しています。クッション封筒を使用する場合は、エアーキャップの厚みを含めたサイズを考慮して選ぶと安心です。
送れるもの・送れないもの
クリックポストでは、主に書類、冊子、衣類、小物、スマートフォンケースなどの軽量な荷物を送ることができます。
一方で、壊れやすいガラス製品や液体、現金・貴重品、危険物などは送れません。また、荷物の補償がないため、破損リスクのある商品はクッション封筒などでしっかり保護しておくことが大切です。特に、CDや電子機器、アクセサリーなどを送る場合は、封筒の中で動かないように固定し、外部からの衝撃を吸収できる梱包を心がけましょう。
クリックポストについては以下の記事でも詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。
『メルカリで手軽に配送!クリックポストで匿名配送はできる?』
『クリックポストで送れないものは?利用する際の注意点を紹介』
クリックポストで使える封筒の種類とは
クリックポストに対応する封筒は、素材や厚み、強度によっていくつかの種類があります。送るものの形状や重さ、破損リスクに合わせて適切な封筒を選ぶことで、安全かつきれいに荷物を届けることが可能です。ここでは代表的な4種類の封筒を紹介します。
- 紙封筒(クラフト封筒・角形2号など)
- ビニール封筒(防水タイプ)
- クッション封筒(エアーキャップ入り)
- 紙製クッション封筒(エコ素材タイプ)
それぞれの特徴を理解しておくと、商品や書類の発送時に迷うことが少なくなります。
紙封筒(クラフト封筒・角形2号など)
もっとも一般的に使われているのが紙製の封筒です。クラフト紙の角形2号封筒はA4サイズの書類や冊子を折らずに入れられるため、ビジネス文書の郵送や雑誌の発送などに適しています。厚みが少なく軽量であることから、クリックポストの規定(厚さ3cm以内)にも収まりやすいのが特徴です。
ただし、水濡れや衝撃には弱いため、湿気の多い季節や壊れやすい商品を送る場合は、内側に透明袋や厚紙を入れるなど補強を行うのがおすすめです。
ビニール封筒(防水タイプ)
衣類や布製品など、水濡れが気になる荷物にはビニール製の防水封筒がおすすめです。軽量で柔軟性があり、破れにくいため、耐久性とコストパフォーマンスのバランスに優れています。雨の日でも安心して発送できるほか、ラベルの貼り付けもしやすく、見た目もすっきりとした印象になるでしょう。ただし、内容物の形状によっては封筒の中で動いてしまうことがあるため、緩衝材を併用したり、折りたたんで固定する工夫が必要です。
クッション封筒(エアーキャップ入り)
精密機器やアクセサリーなど、衝撃に弱いものを発送する際に活躍するのがクッション封筒です。内側に気泡緩衝材(プチプチ)が貼られており、外部からの衝撃をやわらげて中身をしっかり守ります。封入も簡単で、特別な梱包材を別途用意する必要がない点もメリットです。ただし、封筒の厚みが増すため、クリックポストの「3cm以内」という制限を超えないよう注意が必要です。軽量で保護性が高いものを選ぶことで、安全性とコストの両立が可能になります。
紙製クッション封筒(エコ素材タイプ)
環境への配慮を重視する方に人気なのが、紙素材でできたクッション封筒です。内側に紙製の緩衝層を持ち、プラスチックを使用せずに中身を保護できます。見た目もナチュラルで、再生紙やFSC認証紙などを採用している製品も多く、企業のサステナブルな発送にも最適です。
ユニオンキャップの「ポップエコスリム」のように、厚さを抑えつつ高い緩衝性能を実現したタイプなら、クリックポストのサイズ制限内でもしっかり保護でき、環境と利便性を両立させることができます。
クリックポスト用封筒を選ぶときのポイント
クリックポストで安全に荷物を届けるためには、内容物に合った封筒を選ぶことが重要です。サイズや素材を誤ると、発送ができなかったり、輸送中に破損してしまうおそれもあります。ここでは、クリックポスト対応封筒を選ぶ際に確認しておきたい4つのポイントを紹介します。
- 封入物のサイズ・厚さに合わせて選ぶ
- 強度と防水性を確認する
- 開封のしやすさを意識する
- 環境に配慮した素材を選ぶ
これらを押さえることで、効率的かつ安心して発送できるでしょう。
封入物のサイズ・厚さに合わせて選ぶ
クリックポストは「長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm以内・重さ1kg以内」という明確な制限があります。そのため、封筒を選ぶときは封入物のサイズを正確に測り、余裕をもって入るものを選びましょう。特に厚みのあるアイテムを送る場合は、封を閉じた状態で3cm以内に収まるかを確認することが大切です。
たとえば、Tシャツや小物を送るなら柔軟性のあるビニール封筒、書籍や雑誌など形が固定されているものならクラフト封筒やクッション封筒が適しています。サイズ選びを誤ると、受付で返送される場合もあるため注意が必要です。
強度と防水性を確認する
封筒の強度が不足していると、輸送中に角が折れたり、破れたりする可能性があります。特に重量のある書籍やCDを送る際は、厚手のクラフト紙や内側に緩衝材があるタイプを選ぶと安心です。
また、梅雨や台風シーズンなど、雨の影響を受けやすい時期には防水性も重要なポイントになります。ビニール封筒やラミネート加工された紙封筒なら、水濡れによる破損を防げます。封入前に中身を透明袋に入れておくのも有効な対策です。
開封のしやすさを意識する
クリックポストは個人間取引や小規模ECでも頻繁に利用されるため、受け取る側の利便性にも配慮したいところです。しっかり密閉されていながらも、テープを剥がしやすい仕様や、ミシン目入りで簡単に開封できるタイプを選ぶと、開封時に中身を傷つける心配もなく、見た目の印象もスマートです。
また、テープの糊残りが少ない封筒を選ぶと、開けた後のべたつきを防げます。クリックポストは個人間取引でも多く利用されるため、開封しやすく丁寧な梱包は受け取った相手への心遣いとしても好印象につながるでしょう。
環境に配慮した素材を選ぶ
近年は、企業・個人を問わず「環境にやさしい梱包」を意識する動きが広がっています。クリックポストで使用する封筒も、リサイクル可能な紙素材やFSC認証紙を使用したエコタイプが注目されています。特に紙製クッション封筒は、プラスチックを使わずに緩衝性能を保てるため、サステナブルな発送手段として人気です。
エコな梱包材をお探しの方は、以下の記事もぜひご覧ください。
『クッション封筒がSDGsに貢献できる理由とは?メリットや選び方を解説』
『エコな梱包材が注目されている背景とは?メリットや種類、選ぶポイントを解説』
クリックポストの梱包方法
クリックポストは、封筒に入れてポストへ投函するだけで手軽に発送できるサービスですが、正しい梱包を行わないと破損やサイズオーバーによる返送のリスクがあります。特に、封筒の中で中身が動いたり、厚みが規定を超えたりすると配送トラブルの原因になりやすいです。ここでは、安全に荷物を届けるための梱包手順を3つのポイントに分けて解説します。
- 封入物をしっかり固定する
- 厚みを超えないように調整する
- ラベル貼付位置と印字の注意点
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
封入物をしっかり固定する
クリックポストは宅配便のように手渡しではなく、郵便受けに直接投函されます。そのため、封筒の中で内容物が動くと、輸送中に偏って角が潰れたり破損したりするおそれがあります。固定するためには、緩衝材(エアーキャップや紙緩衝材)で包む、または厚紙などを同封して形を安定させるのが効果的です。
特にCD・DVD、スマートフォンケースなどの薄い製品は、1枚のボール紙でサンドするだけでも強度が大きく変わります。また、封筒の内部に滑り止め加工があるタイプを選ぶのも有効です。
厚みを超えないように調整する
クリックポストでは、厚さ3cm以内という制限を超えると発送ができません。緩衝材やテープを使いすぎると、封筒を閉じたときにわずかに3cmを超えてしまうことがあるでしょう。梱包前に、定規やスケールで厚みを確認することが大切です。もしギリギリになりそうな場合は、薄手のクッション封筒や紙製緩衝材に切り替えるのも一つの方法です。
たとえば、ユニオンキャップの「ポップエコスリム」は厚さ約5mmのスリム設計ながら、高い保護性能を備えており、クリックポストのサイズ制限内でも安心して使用できます。
ラベル貼付位置と印字の注意点
クリックポストでは、専用ラベルを印刷して封筒に貼り付ける必要があります。ラベルは封筒の中央付近、できるだけ平らな部分に貼るのが基本です。貼る位置が曲がっていたり、端に寄りすぎていると、郵便局の機械で正しく読み取れない場合があります。
また、印字のかすれやにじみもエラーの原因になるため、濃くはっきりと印刷しましょう。封筒の表面が光沢素材の場合は、インクジェット印刷よりもレーザープリンタでの印刷、またはラベルシールへの印字が推奨されます。ラベルの上にテープを貼る場合は、バーコード部分に気泡が入らないよう注意が必要です。
クリックポストの発送にはクッション封筒がおすすめ!
クリックポストを使って小物や精密機器などを発送する場合、破損を防ぐためには封筒の素材選びが重要です。中でもおすすめなのが、内側に緩衝材を備えた「クッション封筒」。軽くて丈夫なうえ、追加の梱包材を用意する手間も省けるため、ネットショップ運営者や個人間取引でも多く利用されています。
- 緩衝材入りで中身をしっかり保護できる
- 梱包作業が簡単で時短になる
- 軽量でクリックポストの料金を抑えられる
- 環境にやさしい
ここでは、クリックポストでクッション封筒を選ぶメリットを4つの視点から詳しく解説します。
緩衝材入りで中身をしっかり保護できる
クッション封筒は、内側に気泡緩衝材(プチプチ)や紙製の緩衝層が貼り付けられており、外部からの衝撃を吸収します。特に、アクセサリー・スマートフォンケース・USBメモリなど、割れやすい・壊れやすいアイテムを送る際には最適です。
中身を包むためのプチプチを別途用意する必要がないため、梱包の見た目も整い、発送時の安心感も高まるでしょう。また、封筒と緩衝材が一体化していることで、輸送中のズレやヨレも防ぎやすく、受け取る側もきれいな状態で荷物を受け取れます。
梱包作業が簡単で時短になる
クッション封筒を使えば、封入と封緘だけで梱包が完了するため、作業の効率が大幅に向上します。特に、クリックポストを日常的に利用しているネットショップや副業販売者にとっては、発送準備の時間を短縮できることが大きなメリットです。封筒の内側が滑らかなので、商品をスムーズに入れやすく、テープで口を閉じるだけで簡単に仕上げられます。封筒の外面に直接ラベルを貼り付けられるため、別のラッピング材を使う必要もありません。梱包資材を最小限にできる点も、コスト削減につながります。
軽量でクリックポストの料金を抑えられる
クリックポストの送料は重量制(1kg以内)ですが、クッション封筒は軽量な素材で作られているため、重さを抑えて発送できます。特に、通常の段ボールや厚紙封筒に比べて10〜30gほど軽いことも多く、ギリギリの重量ラインでも安心です。さらに、封筒自体が柔軟性を持っているため、内容物をしっかり守りながらもクリックポストの「厚さ3cm以内」に収めやすいという利点もあります。
これにより、無理なく規定内に収めつつ、安全で低コストな発送を実現できます。
環境にやさしい
最近では、梱包資材にも環境への配慮が求められるようになっており、クリックポストに使う封筒も例外ではありません。従来のプラスチック素材に代わり、リサイクル可能な紙製クッション封筒や再生材を使用した製品が増えています。紙素材の封筒は焼却時に有害物質を出さず、廃棄も簡単。さらに、見た目にもナチュラルで温かみがあり、環境意識の高い発送方法として好印象を与えます。環境にやさしい封筒を選ぶことは、企業の社会的責任(CSR)や個人のエコ意識をアピールする上でも効果的です。
クッション封筒ならユニオンキャップ
クリックポストに使うクッション封筒を探しているなら、品質と機能性の両立に優れたユニオンキャップの製品がおすすめです。ユニオンキャップでは、国内自社工場で一貫生産を行っており、安定した品質と豊富なサイズ展開が魅力。さらに印刷や特殊加工などのカスタマイズにも対応しており、企業のブランド発送にも最適です。
最後に、ユニオンキャップのクッション封筒の特長を3つのポイントで紹介します。
- 国内生産で安定供給
- 印刷や特殊加工などカスタマイズが可能
- 小ロットから対応可能
以上のポイントを詳しく見ていきましょう。
国内生産で安定供給・高品質な素材と緩衝性能
ユニオンキャップのクッション封筒は、すべて国内自社工場で製造されています。そのため、品質管理が徹底されており、安定した供給体制を確保しています。
素材には高品質な紙と気泡緩衝材を使用しており、クリックポストなどのポスト投函配送でも中身をしっかり保護します。薄型ながらも十分な強度を備えているため、電子機器や書籍、小物類など幅広い商品の発送に対応可能です。
特に人気の「ポップエコスリム」シリーズは、紙素材で環境にも配慮しつつ、クリックポスト対応のスリム設計を実現しています。
印刷や特殊加工などカスタマイズが可能
ユニオンキャップでは、企業やショップのブランディングに合わせたオリジナル封筒の制作にも対応しています。ロゴ印刷や宛名枠の追加、サイズ変更、特殊素材の採用など、用途に応じた細かなカスタマイズが可能です。
オリジナルデザインのクッション封筒を導入することで、発送時の印象を高め、リピート顧客の獲得にもつながるでしょう。
製品の詳細やカスタマイズ対応については以下のページでご確認ください。
印刷と紙の選定 - 株式会社ユニオンキャップ
小ロットから対応可能・アスクルで購入も可能!
ユニオンキャップのクッション封筒は、小ロットからの注文にも対応しており、個人事業主や小規模ショップでも気軽に利用できます。
また、アスクルを通じて手軽に購入できる点も大きな魅力です。オンライン上で在庫確認から注文まで完結できるため、必要なときにすぐに入手できます。業務用の大量注文から、少量のテスト導入まで柔軟に対応できる体制が整っており、継続利用にも便利です。
ユニオンキャップの製品は以下のページから確認できます。
ユニオンキャップ(unioncap) 通販 - アスクル
まとめ
クリックポストで安全かつきれいに荷物を送るためには、内容物に合わせた封筒選びが欠かせません。中でもクッション封筒は、軽量で衝撃に強く、梱包作業もスムーズに進められる理想的な選択肢です。特にユニオンキャップでは、国内生産による品質の安定性、カスタマイズ対応、小ロット注文の柔軟さなど、発送に関するあらゆるニーズを満たします。
クリックポスト用封筒をお探しの方は、ぜひユニオンキャップのクッション封筒をチェックしてみてください。