近年、SDGsへの関心が高まるなか、梱包資材も梱包資材も環境負荷の低減に向けた取り組みが求められています。なかでもクッション封筒は、リサイクル性や生分解性に優れているなど、SDGsに貢献できる梱包資材として注目されています。本記事では、クッション封筒がSDGsに貢献できる理由や導入するメリット、選び方を解説します。
SDGsと梱包資材の関係性
SDGsの達成には、あらゆる産業や生活シーンでの環境配慮が必要です。
そのなかで、物流や通販の現場で大量に使用される梱包資材は、環境負荷に大きく影響しているため、エコに配慮した梱包資材を使用することが重要です。
環境に優しい梱包資材を選ぶことで、下記のようにSDGsに貢献できます。
- 資源の有効活用(SDGs目標12):再生可能な素材の利用・リサイクルの推進
- 気候変動対策(SDGs目標13):CO2排出量の削減
- 海洋汚染の防止(SDGs目標14) :海洋へのプラスチックごみの流出を防げる
企業や消費者一人ひとりが環境に配慮した選択を心がけることで、持続可能な社会の実現に近づけるでしょう。
クッション封筒がSDGsに貢献できる理由
クッション封筒がSDGsに貢献できる理由は、下記の4つです。
- リサイクル性に優れている
- 輸送時のCO2排出量を削減できる
- 過剰包装の削減につながる
- プラスチック使用量の削減
リサイクル性に優れている
クッション封筒は、リサイクル性に優れているため、SDGsに貢献できます。
しかし、多くのクッション封筒は、紙部分とプラスチック部分が分離できないものが多く、エコとはいえません。リサイクルのために分離しようとすると、大変な作業となるでしょう。
一方、ユニオンキャップのクッション封筒であるポップエコ、ポップエコグリーン、ポップエコはっすいは、業界では珍しく紙部分とプラスチック部分が分離できる設計になっております。使用後は、紙とプラスチックに分別してリサイクルに回すことが可能です。
使用されているエアークッションは、低密度ポリエチレンを使用しているため、プラスチック素材としてリサイクルできます。一方、外側の紙部分は古紙としてリサイクルできるため、環境負荷の低減に貢献できます。
輸送時のCO2排出量を削減できる
クッション封筒は、輸送時のCO2排出量の削減に大きく貢献できます。
輸送時のCO2排出量は、梱包資材の重量に大きく影響されるため、重いほどCO2排出量が増加します。
また、クッション封筒は、梱包サイズをコンパクトにできるため、輸送効率の向上にも効果的です。一回の輸送で、より多くの荷物を運べるため、CO2排出量の削減につながります。
過剰包装の削減につながる
クッション封筒は、商品を直接封入できる梱包資材です。
これにより、下記のようにSDGsに貢献できます。
利点 | 詳細 |
複数の梱包資材を使用しなくて済む | ・商品を保護するための外装箱や緩衝材など追加の梱包資材が不要となる ・梱包資材の使用量を削減できる |
コンパクトな梱包ができる | ・商品を直接封入することで、無駄なスペースを省いた梱包ができる ・梱包サイズを最小限に抑えられるため、配送時のスペース効率が向上する |
クッション封筒を活用することで、SDGsが目指す「つくる責任 つかう責任」の観点から、資源の無駄遣いを減らすことにつながります。
プラスチック使用量の削減
SDGs対応のクッション封筒では、プラスチックの使用量を削減するために、下記のような工夫がなされています。
- 紙素材の比率を高める:紙の比率を高めることで、プラスチック使用量を抑制する
- 代替素材を使用する:リサイクルプラスチックなど環境に優しい素材を使用する
- プラスチック量を抑える:商品保護に必要な強度を維持しつつ、最小限に抑える
SDGs対応のクッション封筒を積極的に使用することで、プラスチック問題の解決に向けた一歩となるでしょう。
SDGsに貢献できるクッション封筒を導入するメリット
SDGsに貢献できるクッション封筒を導入するメリットは、下記の2つです。
企業イメージが向上する
SDGs対応のクッション封筒を積極的に活用することで、企業の環境意識の高さをアピールできます。
環境問題への取り組みは、企業に求められる重要な責任の一つです。SDGsに貢献できるクッション封筒を導入することで、環境負荷の低減に真摯に取り組む姿勢を示せるため、企業イメージの向上につながるでしょう。
また、消費者の環境意識も高まっており、エコフレンドリーな商品を選ぶ傾向にあります。SDGs対応のクッション封筒を採用することで、顧客の環境意識に応える商品提供が可能となり、顧客満足度の向上につながります。
社会貢献につながる
SDGs対応のクッション封筒を積極的に取り入れることで、下記3つの観点から社会貢献につながります。
- 環境保護:環境に優しいクッション封筒を使用することで地球環境保全に寄与できる
- 資源の有効活用:リサイクル可能な素材により、資源の有効活用を促進できる
- 持続可能な社会の実現:環境負荷低減により、持続可能な社会づくりに貢献できる
SDGs対応クッション封筒の導入は、企業の社会的責任(CSR)を果たす行動の一つとなります。
SDGsに貢献できるクッション封筒の選び方
SDGsに貢献できるクッション封筒の選び方は、下記の通りです。
- 第三者機関から認められているかをチェックする
- リサイクルしやすい素材かどうかを確認する
第三者機関から認められているかチェックする
クッション封筒を選ぶ際は、第三者機関から環境に配慮した製品と認められているかをチェックしましょう。その指標として、グリーン購入法への適合やエコ商品ネットへの掲載が挙げられます。
グリーン購入法は、国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律で、環境負荷の低減に資する物品・サービスの調達を推進するための方針を定めたものです。
クッション封筒は、多くのメーカーが様々な種類を販売していますが、グリーン購入法に適合しているのはユニオンキャップのポップエコグリーンのみとなっています。また、エコ商品ネットに掲載されているクッション封筒も、ユニオンキャップの製品だけです。
エコ商品ネットとは、製品やサービスの環境情報と事業者の環境面・社会面の取り組みに関する情報を掲載している日本最大級の環境情報データベースです。
このように第三者機関から認められている製品を選ぶことで、環境への配慮を明確に示すことができ、企業イメージの向上やSDGsに貢献できるでしょう。
リサイクルしやすい素材かどうかを確認する
クッション封筒を選ぶ際には、リサイクルしやすい素材が使われているかの確認が大切です。
リサイクル性に優れた素材を選ぶことで、廃棄後の環境負荷を抑えられます。
具体的には、下記を確認しましょう。
- 古紙パルプ配合率の高い紙材を使用しているか
- プラスチック素材の使用を最小限に抑えているか
- 素材ごとに分別しやすい構造になっているか
リサイクルしやすい梱包材の使用は、SDGsの達成に向けた重要な一歩となります。リサイクル性に優れたクッション封筒を積極的に導入することで、持続可能な資源利用に貢献できます。
SDGsに貢献できるクッション封筒ならユニオンキャップがおすすめ
株式会社ユニオンキャップは、40年以上の実績を誇る日本初の一体型クッション封筒メーカーです。SDGsへの貢献を目指し、環境に配慮した高品質のクッション封筒を提供し続けています。
同社では、環境に配慮しながらも品質や使い勝手を追求し、お客様の梱包における課題解決をサポートします。
SDGsに貢献できるクッション封筒なら、ぜひユニオンキャップをご検討ください。
環境に配慮した商品が充実
ユニオンキャップのクッション封筒である、ポップエコ、ポップエコグリーン、ポップエコはっすいは、紙とプラスチックを分離して廃棄できるため、リサイクル性に優れています。
クッション封筒に使用されているエアークッションは、低密度ポリエチレンを使用しているため、プラスチック素材としてリサイクル可能です。一方、外側の紙部分は古紙としてリサイクルできるため、廃棄後の再資源化に適しています。
なかでも、POPECOグリーンは99%がリサイクル原料となっており、焼却しても有害物質が一切でないため、環境負荷の低減に大きく貢献します。また、POPECOグリーンは、グリーン購入法に適合している商品のため、環境に配慮した商品調達を推進する企業や自治体でも安心して利用できる商品です。
用途に応じて材料が選べる
ユニオンキャップでは、用途や梱包する商品に応じてクッション材を選択できます。
封筒内部のエアークッションは、静電気防止タイプや薄型、ハート型など豊富なバリエーションを取り揃えています。
商品の特性や梱包時の要件に合わせてエアークッションを変えることで、梱包の強度や緩衝性を最適化できるでしょう。また、ユニオンキャップのクッション封筒は、封筒の間口を熱圧縮することで密閉性を高めています。これにより、輸送中の開封リスクを低減し、大切な商品を安全に配送できます。
国産による高い品質
ユニオンキャップのクッション封筒は、全て国内工場で製造されています。
ユニオンキャップでは、全ての商品について厳しい検品基準を設けており、一つひとつ丁寧に検品作業を行っています。この徹底的な品質管理により、高い品質が保証されているため、安心して大切な商品を梱包できます。
クッション封筒の依頼ならユニオンキャップ
本記事では、クッション封筒がSDGsに貢献できる理由や導入するメリット、選び方を解説しました。
クッション封筒は、リサイクル性や生分解性に優れ、CO2排出量や過剰包装の削減ができることから、SDGsに貢献できる梱包材として注目されています。クッション封筒を選ぶ際は、環境認証ラベルの有無や素材を確認し、SDGsに貢献できる製品を使いましょう。
SDGsに貢献できるクッション封筒なら、ぜひユニオンキャップをご検討ください。